K様邸施工写真
2018/07/12
K様低着手前の写真。これからどうなっていくでしょうか?お家を引き立てるような素敵なお庭になりますように。
1 まずは境界線のブロック積み工事からです。今回は道路との高低差がないため1~2段積みで仕上げていきます。ブロック内に鉄筋を通すので現場から離れる際は鉄筋キャップをしていきます。怪我防止ですね、カラーコーンも必ず設置していきます。
2 ブロック積みの次は目隠し用のフェンス工事になります。柱を立てていきます。目隠し用のフェンスは柱がかなり太いので独立基礎を作っていきます。風であおられないように基礎が大切ですね、何事も。
3 アプローチのコンクリート打ち作業になります。木で型枠を組んでその中にコンクリートを流し込んで鳴らしていきます。型枠を支える鉄筋にももちろんキャップを使用します。写真では分かりづらいですが一面に鉄筋のメッシュを敷きコンクリートの強度を増していきます。
3-1 通常のコンクリート打ちの場合、3番の後、仕上げをかけて終了になりますが、今回はスタンプコンクリートという方法でアプローチを作っていきます。この工程はコンクリートの表面に色をつけていく作業です。隅までローラーを使って仕上げていきます。
3-2 色をつけたコンクリートの表面に石調の模様をつけていきます。ゴム製の型があり押し付けるようにつけていきます。まさにスタンプですね。すべて押し終わると、、まさに石貼りをした様な仕上がりになりました。まだまだ続きますよ。
3-3 石調の型をつけたコンクリートにトップコートをつけて仕上げていきます。色の濃淡をつけていくことでよりリアリティが増していきます。隅々まではけとローラーを使って仕上げていきます。
3-4 仕上がりました。 もはや本物の石貼りですね。今回はグレーの石貼調でかっこいい感じの仕上げになりました。石貼りよりも施工期間が短くコンクリートよりも高級感が増していきます。色やスタンプを変えていくことでナチュラルテイスト、南欧風、北欧風、男前風、文字入れなど自在にできます。これをみたらやってみたくなりませんか?リフォームももちろんできます。人とちょっと違ったお庭をご希望の方、こだわりをお持ちの方必見です。まだまだスタンプコンクリートの可能性は広がりますよ。
4 門柱工事です。 門柱の土台となるベース作りから始めていきます。ブロック積みの後、塗り仕上げをしていきます。
笠木も細かく寸法調整していきます、地道な作業ですが職人の腕のみせどころです。
4-1 石貼りのタイルと瓦と同じ素材の石柱を立てて重厚感を持たせました。白と黒のコントラストが効いています。ポストと門灯を立てて完成です。
5 フェンス貼り工事。フェンスは施工中万が一傷がつかないよう、終盤の工事になります。正面からは目隠しフェンスで、角度を変えると少し隙間があります。完全な目隠しフェンスより風のあおりや風通しを考え少し隙間のあるフェンスで設計してあります。
5-1 裏側からみた図。隙間があるのがわかりますか?地面も整地後砕石を敷いてあります。細かいところですが建物周りの雨水枡の高さ調整もこの段階で行います。